2013年7月4日木曜日

俺と敵対するクズゆうメイトリスト - カメ野郎

現在俺と最も敵対しているカメ野郎のことを書いておく。

カメ野郎と命名した理由は、
  • 爬虫類…いや、カメのような顔だから。
  • 仕事や動作がのろのろと遅いから。(俺ほどではないが)
  • 過去のことをネチネチと根に持つ性格で、一度噛みついたらなかなか離さない。
  • 嫌な奴との距離を置くために甲羅に身を隠すように一箇所に引きこもる。
他にもあるかもしれんが、ざっとこんなところか。

ゆうメイト歴は約15年で、一緒に勤務しているメンバーの中ではいちばんの古株。
本人曰く、まだまだ時間があるので65歳で雇い止めになるまで居座るつもりらしい。
そんなにゆうメイトとして長く居ると元々おかしい頭がさらに心身ともに崩壊しますよw

性格は冒頭で述べた以外に好戦的でトラブルメーカーだ。自分の気にいらない出来事があれば、
当事者を魔物と思い込み剣を抜いて斬りかかり(キレる)退治しにくる勇者様である。
必殺技は上記の他にじわじわと愚痴を織り交ぜ長期間に渡り波状攻撃を仕掛けてくる。

仕事のスピードは俺ほどではないが遅い。作業も雑で区分機にチョロQが入った郵便物を供給して伝説になったほとだ。(詳しいことは下記を参照)
現在は手区分しかせず役に立たないクズだが、人を不快にさせるスキルならAランクだ。

些細な出来事1つでいままで仲良く会話をしていても突如絡んでくるので注意が必要。
最近入ってきたばかりのおっちゃんが次のターゲットになりそうな気がするので注意喚起しておいたが…。

彼は伝説に残る勇者なのか?悲劇は繰り返される…。


カメ野郎はゆうメイトの勇者として数々の功績ならぬ痕跡を残している。
これらの出来事はすべて事実であり、まだまだ氷山の一角にすぎない。
俺が採用されてから知る限りではあるがカメ野郎が原因で辞めたのが確実に2人いる。
採用前にも辞めていった人達もいずれも彼を嫌っていたが、それが主な原因かどうかは不明。

勇者といえば魔物退治を思い浮かべるだろう。
セオリーである弱い敵(ゆうメイト)をいじめてレベルアップする作業を彼は地道にこなしている。

まず最初に俺を含めて同時期に採用されて入ってきたのが計4人。
そのうち1人がすぐに辞め、残った者の中に郵便局内務経験者の子が居たが、
残念なことにカメ野郎がレベルアップするための犠牲者になってしまった。

その内務経験者は基本動作がしっかりできており作業もそれなりに速かった。
ただ、オタクっぽいところがあり、仕事より遊びの方が重要と思っているようで、
アイドルのコンサートやポケモンのカードゲームの大会に行くために勤務変更を頻繁に行う為、皆からはあまり良く思われてはいなかった。

作業は速くてもこちらの意図に反する行動を取ることが多々あり、
うちの局のローカルルールに馴染めていなかったせいもあったかもしれないが、
ある日突如業を煮やしたカメ野郎は内務経験者の子に斬りかかった(キレた)。

カメ野郎はいきなりその子を突きとばして半泣きにさせた。
この一撃で完全にひるんでしまったようで、なるべく近づきたくないからか逃げ腰になって区分棚の端まで移動したのを気付いたカメ野郎は、「女の腐ったようなやつだ」「何か言いたいことがあれば言うてみい」と罵り、その後も追撃の手を休めることなく、
その子はしばらくいじめに何とか耐えてはいたものの、降参してしまい統括局へと追いやったのだ。


次にもうひとつ思い浮かぶのは勇者の必殺技(アビリティ)でしょう。
カメ野郎は着実に経験値を積み重ね、ついに必殺技を習得したようだ。

それは今から1年以上も前、年末のゆうパックの繁忙期に備え短期アルバイトの募集で2人が入ってきた。そのうちの1人で元自衛隊員で現在はミュージシャンの子が次の犠牲者になった。

繁忙期が終わり、長期でスカウトされ彼らはそのまま勤務を続けることになった。
しかし、勤務内容がゆうパックの仕分けではなく通常へと変更になり年賀状の区分へと移行したが、ゆうパックの仕分けをしたかったらしく契約条件が合わないとの理由で1人がすぐに辞め、
元自衛隊員のミュージシャンでドラムをやってる子だけが残り、我々と一緒に勤務することに。

年賀が終わってひと段落つき、業務は通常モードに移行した。
現在は手区分しかしないが、その頃はカメ野郎も区分機の担務に入っていた。

俺はあまりにも酷いカメ野郎のありさまを見かねて区分機の担務から外すよう管理者に何度か頼んだが、中途半端な返事しか帰ってこず、ずっとうやむやになったままだった。

それがなぜ担務から外されたのか…?その理由は、

区分機の供給のし方がとても雑で郵便物が斜めになって置かれていたり、
1パスの1次供給時の解束も分厚いのがたくさん混入しジャム多発で頻繁にベルトが切れたり、
1人の時はほぼ抜き取りをせず「おまえら抜けや」という感じでアラームが鳴っても放置しており、
常にアラームの音は止むことなく多くの区分口のランプは真っ赤に点灯しまくり。

これだけでも十分異様な世界だが、到着したパレットからケースすら下さず他人に任せっぱなしで、
さらに1パス1次供給後の打鍵にすら来ず周囲をウロウロするだけ、とどめは郵便物の破損や脱出物の数が半端ではなく、ミュージシャンの彼は最初の頃は真面目で従順に仕事をこなしてたが、さすがの異常さに徐々に不満を抱いていった。

俺と彼は仲が良く、しゅっちゅう彼から「カメ野郎を何とかしてくださいよ~」と電話がかかってきて、
俺が相談に乗る形で長時間話し込むほど話題は尽きなかった。

彼はカメ野郎のあまりの傍若無人な振舞いにブチ切れていきなり蹴りを入れ襲いかかったが、「なんだなんだ?」てな感じで先制攻撃は効いてはいなかったらしい。
さらに不満が蓄積し耐えかねてキレてしまい早退した日もあり、
その時も「あれ、彼が居なくなったけど?」と何事もなかったように平然とした態度だった。

ある日、管理者がようやく重い腰を上げるほどのショッキングな事件が起こった。
その時は早く2パスの処理が終わり、時間が余って暇な状況で、
彼は掃除をしようと機械のカバーを開けていたら信じられない光景が…。
なんとそこには封筒から破れ出て脱出したチョロQの姿があった。
「チョロQなんてでかいブツを書状区分機にかけるなんてどういう神経してるんですか?」と、
あまりのクズっぷりに呆れ果ててしばらく呆然と立ち尽くした後、足取り重くその場の責任者に脱出物の報告をしに行くのが精一杯だったそうだ。

この事故の報告を受けてついに管理者はカメ野郎を区分機の担務から外し、
チョロQ事件として局内の伝説になったのであった。

自衛隊出身で厳しい訓練に耐えてきた屈強な彼でさえこの出来事のショックに耐えきれず音を上げ心に大きなダメージを受けやる気がなくなり、採用から丁度半年後の5月に辞めていった。

「区分機のアラーム」の弱体攻撃で相手をじわじわと弱らせ、必殺技「チョロQクラッシュ」でとどめを刺す王道プレイですか。勇者としてここまで成長し力を付けているとは恐ろしいですね…。

勤続年数や辞めさせたゆうメイトの数はまだまだフリーザ様の足元には及ばないが、
今後の勤務可能年数や年を取るごとにやかましくなるのを考えると、
伝説を超える勇者として成長し永遠に名を残すことになりそうだ。


俺とカメ野郎のバトルはどちらかが昇天しない限り、永遠に継続してゆくことだろう。

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