2013年11月6日水曜日

チルドゆうパックが常温放置で配達されている実態と調査について

ヤマト運輸のクール宅急便に続きチルドゆうパックまでもが常温で仕分け、配達されていることが全国の郵便局の複数の関係者の話で明らかになった。「荷物が冷えてなかった」などの苦情が寄せられており、ついに日本郵便はこの不祥事の実態調査を始めた。

私もゆうパックに携わる人間として黙っているわけにもいかず、この実態を徹底解剖していきたいと思います。上手く業務改善し郵便局の信頼回復の参考になれれば幸いです。

配達局はどうやってチルドゆうパックを仕分けてるのか?


普通の配達局なら大抵の場合配達数より引き受け数の方が少なく、大口の引き受けがない限り持ち込みや集荷した後すぐに引き受け入力し差立区分できるので、時間が掛からず特に問題は起こりません。

問題の常温で仕分けされている主な要因はチルドゆうパックの到着から仕分け、配達に至るまでの過程と不十分な設備にあります。
到着するのは保冷車ではなく普通のトラックで、通常ゆうパックやその他の郵便物が入ったパレットと一緒に保冷用チルドコンテナ(略してチルコン、簡単に移動できる冷蔵庫)で運送されてきます。

トラックからそれらを降ろして作業現場まで運んだ後に仕分けを行うわけですが、配達局には冷蔵室といった専用の大掛かりな設備がなく、常温の室内でチルコンの扉を開けてからチルドゆうパックのバーコードを携帯端末で到着入力し各地域ごとに保冷設備(冷蔵庫)へ速やかに保管します。が、荷物が入り切らない場合はチルコンを代用し本来の場所に張り紙などでその旨を知らせますが、それでも無理ならバッグの中に保冷剤やドライアイスを詰め込み、効果が切れてもなお常温保管で放置し続けそのまま交付し配達した局もあるらしいです。

平常時はトラック1便につき到着するチルドコンテナは大抵2台以下で中の容積も少なく、小さい荷物が多くない限り仕分け自体はすぐに終わります。しかし、作業場のスペースがとても狭く、平常時に限らず物量が多い時や繁忙期も平常時と同様にチルドの仕分けを通常ゆうパックと同時に行うので、荷物入りや空きのパレットやチルコンがまるで迷路のように散乱し、スペースが確保できず窮屈な状態で作業せねばならず効率が落ち外気にさらされる時間が長くなります。

さらに温度管理どころか人員不足でパレットを折りたたんで整理する余裕すらありません。このような酷い環境で誰かに呼び出され、用事が済んでこの場に戻ってきた時に他人が区分してくれたのと勘違いし気付かず忘れ去られそのまま常温放置されるケースもあったそうです。

特に夏場のお中元の時期は最悪で、経費削減のため冷房の温度設定が高くて冷房がろくに効いておらず、室内はほとんど外と同じような気温で劣悪な環境の中で作業しています。
そのため、外気との温度差が激しく、チルコンの扉を開けてすぐに辺りは水蒸気が白く立ちこめチルドゆうパックは水滴まみれになり段ボールとラベルはふやけ、到着入力する時にバーコードは読まず、ラベルに書かれている文字のインクが滲み住所が識別し辛くなり、現場も窮屈な状態で仕分けに時間が掛かっていました。

仕分けの段階で常温放置であるか否かに関わらず、最終的にはちゃんと冷えた状態で交付するので、外見や中身に異変がない限り冷えたままで配達されればお客様側からばれることはありません。

問題となった「荷物が冷えてなかった」原因は我々内務の過失もありますが、それは全体のごくわずかです。原因のほとんどは配達する側にあるのです。

常温配達の主な原因は配送委託業者の質の低さ


ゆうパックの配達を行うのは多くの場合それぞれの郵便局と契約している配送委託業者で、社員やバイトも配達を行うが、その割合は小さい。なぜなら、バイトより安く雇えることができトータル的に人件費が掛からないから。

チルドゆうパック常温放置配達の主な原因の一つに委託業者の質の低さが挙げられる。

委託業者の給料は歩合制で、荷物1個につきいくらの単価で配達し、処分や減給といった人事評価がない(契約打ち切りはある)。したがって時間内になるべく効率よくより多くの荷物を配達さえすればよく、そのため、事故防止に対する意識を徹底させるのは難しい。保冷用バッグに入れず車内に放置するなど、温度管理はずさんで作業工程はいい加減になりがちになる。

荷物に貼られているシールやラベルの配達希望日や時間帯をよく確認せず区分棚の表示内容の通りに持ち出しそのままお客様に手渡すので、時間帯不遵守や対面誤配は繰り返され続け、まったく減る様子もない。誤区分する内務も悪いが、こればかりは内務側で食い止めるしかありません。

郵便局は配達専用の保冷車は導入しておらず、委託業者の使用する車両は普通の軽トラックや軽ワゴン車。しかも同時に普通のゆうパックとチルドを混載しお届けにあがるので、地域によっては手渡される頃には保冷剤やドライアイスの効果がなくなり常温に近い状態になることもある。幌つきの軽トラックならまだしも、軽ワゴン車の場合夏場でなくとも日中の車内は直射日光により高温になります。なので、チルドゆうパックは解凍調理済みのほっともっと!状態で宅配されます。

お客様が不在で持ち戻りの場合、3日間再配達やリクエストのため日付ごとに所定の棚や冷蔵庫に保管しますが、保冷用バッグに入れず車内に放置した挙句、荷物にチルドの青いシールが貼られておらずチルドということに気付かず内務に引き渡した委託業者もいました。それが原因で普通のゆうパックと一緒にそのまま常温保管していた事例もありました。

施設や備品など


大手運送会社や統括局とは違い、普通の配達局はゆうパックの区分や配達に関する設備が充実していない。シェア拡大のため日通と合併した時も何の対策もせず従来の限られたスペースで無理矢理作業して大幅な遅配が発生し問題になった。きっちりとした土台を作るには莫大なコストがかかるので、施設に増資するのはとても難しい。

今日は眠いのでこれまで。これ以降ははまた明日にでも追加、更新します。

2013年10月31日木曜日

本当に郵便局は年賀状の不適正営業(自爆)を撲滅できるのか?

※注:当ブログの記事は決してコンプライアンス違反を推奨するものではありません。
みなさんはそんなの無理と思われるのでしょうが、「不適正営業をするな」と一応念の為に言っておきます。

先日、年賀状などの自爆営業やその強要を禁止にすることについて話がありました。
内容は、我々社員言わせればあまりにも綺麗事すぎて、何を今更…ってな感じでした。
みんな「どうすればいいんだ?」と言っていましたw

だが、昨年までとは違い、今年からは郵政グループの株式上場を控えイメージダウンの抑制を図るため、新たな試みが行われようとしている。それは…ほぼすべての郵便局員にとって衝撃的な内容だった。
金券ショップへ持ち込む前にこれだけはよく確認してほしい

年賀状の金券ショップへの持ち込み追跡調査について


自爆は営業目標達成の不適正な手段として最もメジャーである。
しかし、今年からは取り締まりを強化し、年賀状の金券ショップへの持ち込みを禁止するため日本郵便コンプライアンス統括部が追跡調査を実施するそうです。これは本当なのか?

その施策とは、年賀はがきの出所(販売した郵便局)を探るため箱に証拠となる日付印(スタンプ)を押すということだ。ちなみに箱の両側面にある凸版印刷の封緘章は関係ありません。

日付印は箱だけか?200枚完封は大丈夫か?
もしそうならば、この施策は意味をなさず、今まで通り自爆営業が横行する。
箱単位での販売で郵便局側が開封してまで日付印を押印することはおそらくなく、大丈夫かと思われる。200枚完封単位の販売なら押印の可能性があり、こうなってしまえばバラ売りするしかありません。しかし、バラでは金券ショップでの買取価格が大幅に下がってしまい大損することになり、自爆はかなり抑制されるだろう。さすがにそこまでして大量に売りたいと思う人は余程切羽詰まってるんでしょう。現段階で言えるのは、4000枚完箱で売るのはやめておけとしか…。

次に、追跡調査の方法はどういったものなのか…?
コンプライアンス統括部の監視員が金券ショップの付近に常時張り込み、年賀状を持ち込み換金しにきた社員を直接捕まえるかもしれません。
聞き取り調査するにしても、個人情報保護法の法律により金券ショップ側は個人情報を開示しないので特定するのは不可能。出所となった郵便局だけがわかるくらいで、誰が自爆したかわからないでしょう。いくら調べても近隣の郵便局すべてが浮かび上がるだけで、捜査は収拾が付かなくなるかと思われます。

コンプライアンス違反は処分の対象で、自爆するなら自己責任でと言いたいが、
それでも恐れず金券ショップへと特攻しに導かれし者たちが続々と集結するだろう。
人柱となった歴戦の勇者たちの運命は如何に?
ノルマ達成の目的ために犠牲となった人数や処分の内容をはじめ、
そのすべての答えは11月1日の年賀はがき発売日に明らかになる。

2013年10月24日木曜日

年賀状のノルマと自爆営業による郵便局員の苦しみ

いよいよ今年も年賀のシーズンがやってきました。
郵便部内務の期間雇用社員の年賀状ノルマ(目標)は2000枚でした。(正社員は最低5000枚以上)

営業成績表が壁に貼り出されていて、その場所が出勤簿の置いてある机に近い為、出勤するたびに嫌でも目に付くので、期間雇用社員を含め郵便局員にとって毎年この時期は非常に鬱になります。

今年のノルマは2000枚で昨年と同じでしたが、電子メールの普及や最近の若者の関心が低いなど年賀状離れが進み、毎年前年比2%ずつ売り上げが減少している中、時代に逆行するかの如くノルマは年々少しずつ上昇しており、達成するにはより困難を極め、仕方なく自腹で購入するいわゆる自爆営業をしなければいけないのが実情です。ちなみに、2014年用(平成26)年賀葉書の総発行枚数は昨年と同程度の35.9億枚の予定で、強気というか無謀な設定ですね…。

追記:2014(平成26)年用年賀葉書の総発行枚数は、34億1596万通でした。

それに加え、自局内の他部署や特定郵便局なども同じ郵政グループでありながらライバル関係にあり競争が激しく、少ない顧客を巡って醜いパイの奪い合いを繰り広げています。実際にあった例は私の自宅のポストに宛先の違う年賀状予約チラシが2枚入っていたこともありました。先約があったりインターネット通販で買う人も増えたため、普通に営業活動をしていてはノルマ達成は厳しく、ほとんどの郵便局員は自爆営業を余儀なくされるのです。

自爆した年賀状を直接郵便局では返金できず、郵便局員の大半は発売と同時(毎年11月1日)に金券ショップへ持ち込み換金します。なぜ発売と同時なのか?それは、この時期が最も買取価格が高いから。ここ数年は売れ残りを懸念してか43円スタートが相場で、民営化以前はノルマが緩かったせいか45円以上で売れていた。大量に持ち込まれるので買取価格が下がるのも早く、12月になると需要をはるかに上回る供給によって金券ショップは嫌でも大量に在庫を抱えることになり、急速に値崩れを起こし30円台で買い叩かれるようになります。

ちなみに年賀状の種類は無地・インクジェット・ディズニー・いろどり等がありますが、買取価格は無地(普通紙)とインクジェットが高く、その他のは低くなることが多いです。枚数も4000枚完箱がいちばん高く、次いでほぼ差がなく200枚完封単位で、いずれも開封せずに持ち込むのがベストで、バラだと大幅に買取価格が下がります。

おまけ:2014年用(平成26)年賀状の金券ショップ買取価格調査報告
調査日4000枚完箱 最高/相場(平均)円200枚完封 最高/相場(平均)円
10月24日(予約段階)
44/43
44/43
11月1日(発売日)
44/43
43/42
12月1日
45/44
44/43
12月15日(差出受付開始)
44/43
43/42

今年は買取価格に異変が!12月に入った途端に値上がりし始めた。
金券ショップで安く買えるのが世間に浸透したのか、郵便局員が処分を恐れて持ち込まなくなったのか、全体的に品薄だったためか、20日くらいまで高値安定していました。

8月にはもう年賀状販売のことについて部長にミーティングで言われました。自爆営業が社会問題になったことは承知しているようで、「声かけするように」と遠回しに言ってくるだけでした。今年は例年に比べやけに早かったです。日本郵政はそこまでして売り上げが伸びるとでも思っているのか?近年の情勢から前年割れを起こすのは明らかだと思いますが…。8月に年賀の声かけしてもお客様は皆相手にすらしてくれません。

私は昨年家族や親戚、友人、知人すべてに声かけしましたが断られることが多く、売れたのはたったの100枚ちょいでした。断る理由は、時期的な要因として10~11月だと「まだ早い」と言われ、12月半ばにようやく売れ始めました。次に、よくある否定的な意見を要約すれば「近くの郵便局でほしい時に買う」。まぁ、要するに手間がかかって面倒だということですね。よく「安く売ってくれ」と頼まれますが、値引き販売はコンプライアンス違反になるのでNGです。さらに驚いたのは、「金券ショップで安く買う」回答した方が散見された。TVや新聞の報道で年末に金券ショップに年賀状の箱が山積み状態な光景を目の当たりにし自爆営業の実態がここまで世間に浸透しているのは意外で、中には「自爆はかわいそうだから協力してあげる」と私をあわれむ方もおられました。

どうすればノルマを達成できるのか?方法は、頼りになるつてがない限り自爆で賄うしかありません。確かに年賀状は声かけすればある程度は売れますが、それでも普通の人でせいぜい数百枚が限度です。どうがんばっても郵便局でいちばん少ないとされる内務期間雇用社員の目標2000枚には遠く及びません。強いて言うなら人付き合いを大事にし信頼される人間になり交友関係を広げるのが成功のコツでしょうか。普段お客様との接点がない内務の人間には難しいかもしれませんが。

私は無理矢理自爆して金券ショップに売ったりせず声かけするだけにとどめております。幸いにも今までノルマ未達でも給料を下げるといったペナルティはありませんでした(もっとも、上がることもないようですが)。さすがに0枚だと反省文を書かされます。完全に達成すればよいかは局や部署にもよるかもしれませんが、うちの郵便部はかなり恵まれた環境のようで、これが健全な在り方だと思われますが、実は自爆したり値引き販売や勤務時間外の営業活動はそもそもコンプライアンス違反にあたり違法行為なのです。それを黙認し我々の給料は郵便局の利益に還元され実質的な減給による負担が大きく、内務、外務、役職を問わずほぼすべての社員が苦しんでいるのが現実で、世間からブラック企業に認定されるのも無理はありません。

なぜ年賀状の自爆営業はなくならないのか?その理由は郵便局の収入の大きな割合を占めるからで、多く販売するのは当然ですが、1枚につき5円の交換手数料も大きな利益になります。金券ショップは販売期間(1月10日)を過ぎると売れ残った大量の年賀状を郵便局に持ち込んで切手や通常はがき等に交換します。だからいくら金券ショップといえど郵便局にとっては大切な顧客なのです。年賀状の総差出枚数を元旦配達分の数しか日本郵政は公に公表しておらず不透明な部分はありますが、元旦以降の配達分を含めると20億枚台前半だと云われています。仮に10億枚が交換されれば手数料の利益は50億円に…。おそるべし郵便局ブラック企業!だから自爆営業はなくならないわけです。

追記:2014年(平成26)の年賀郵便物元旦配達物数は、18億2900万通で前年比96.2%でした。2013年(平成26)は19億0900万通。

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2013年10月17日木曜日

【退職】クビ同然で辞めた大物ゆうメイト - Aロッド君【殿堂入り】

つい先日、とうとう誰からも惜しまれることなく郵便局を去った人物がいた。
自主退職というよりか、むしろクビ同然で辞めた。

そのゆうメイトの名は、Aロッド君(仮称)。

Aロッド君とはどういう人物なのか?
  • 過去に郵便局をクビになった経歴を持つ大物である。
  • いつもピンストライプ(縦縞模様)の服を着ている。
  • ホームラン級のバカだから。
  • 一旦辞めてもなお郵便局のアルバイト(現役続行)に執着している。
Aロッド君がうちにやって来たのは今から10年半前で、私よりキャリアが長いベテランである。
前に居た郵便局をクビになり、その後他の局の面接を受けたが3回連続で落ちた後、ようやくうちで採用され現在まで至る。

外見的な特徴は、体格はそこそこあり、がっちりとした印象。
それに加え、ほぼ毎日のように縦縞模様の服装と白い手袋で作業している。
ピンストライプのユニフォームに憧れがあるのかどうかはわからないが、
色白で眼鏡をかけてることを除けば、Aロッドと瓜二つだ。

しかし頭のほうはめっぽう弱く、脳ミソが筋肉できているようなホームラン級のバカで、
作業が遅く、物覚えも悪く、平凡なミスを量産する三拍子揃った大物スラッガーだ。

このような使えないクズでもクビにならずに勤まるのが郵便局の良いところで、
周囲から叩かれて条件面が不満になり一旦辞めても、意地なのか執念なのか、
よりよい環境を求め、ゆうメイトとして現役続行を希望しているのがすごい。

彼が退職に至った経緯と非常識な行動について


10年半もの間Aロッド君はゆうメイトとして何をしていたのか…?

彼が入社した時の担務は通常で、それ以来ずっとそのままだった。
通常の職務内容は、配達や差立の手区分がメインで、簡単な上、ミスしてもわかりにくく、
本来やるべき作業と関係のないことをやって怒られようが、ババア達からパシリにされようが、
それでも彼にとって居心地がよく、それなりに仕事をこなせてはいた。

ただ、いつまでたっても要領の悪さは改善せず、いつも最高のゆうメイトということを皆に証明したかったというより、むしろ筋肉でできている脳ミソがより増強され、より実力を発揮していった。

前の局をクビになった理由はこの時点で大体の察しはつくが、なぜこんな大物を採用したのか?
そんな彼でも普通に契約更新されていて、こういうのも何ですが自分でも驚きを隠せません。

月日は流れ特に何事もなく平和な日々を送っていたが、突如Aロッド君は変わってしまい、
理性は完全に崩壊し、ますます混乱する一方で、やがて退職に至るようになった。

その原因は、通常からゆうパックの区分へのコンバート。

いくら優秀な人でも担務移動によってしばらく経った後に嫌気が差して辞めてしまい、
結果的に業務に支障が出ることはよくあることですが、彼の場合、居なくても同じか、教える手間が省けて却って居ない方が楽という意見を全員が言ってたようですw

ゆうパックへと移ったAロッド君の働きっぷりは以前より磨きがかかっていて、
物覚えが悪くパソコンすらまともに扱えず、代引や着払いゆうパックを集配に交付する際に必要な管理票と交付票をいつまでたっても作成できないばかりか、誤配防止のため区分する際にラベルの配達希望日と配達希望時間帯の部分に黄色のマーカーでチェックするのですが、ある日を境に誤配(時間帯不遵守)が増えて調査したところ、住所の部分に誤ってマーカーチェックしており、区分間違いの原因が発覚し管理者が担当者全員に問い詰めたら、犯人はAロッド君だったそうなw

ゆうパックの区分は通常とは違い責任の大きな仕事で、意外にストレスが溜まる。
ミスがあれば調査すれば誰がやったかがわかる追跡システムがあるので誤入力や未入力に細心の注意を払わなければならず、たった1回のミスでも処分の対象になることもあるので、彼みたいな人間には勤まらない。それでもクビにならなかったのは、体力だけはあるので重い荷物を運ぶ時だけ活躍の場があったから。

怒られるのには慣れているAロッド君も取り調べのような管理者の尋問にはさすがに参ったようで、
さらに頭がおかしくなり、非常識な行動を起こすようになった。

1つ目は、余程嫌なのか仕事を休みがちになり、休む理由を聞くと、
「腰が痛い」「身内に不幸があった」等と言い、何か証拠になるものを提出するように求めると、「あの…それはですね…」とはぐらかす。誰がどう考えても明らかにズル休みとしか思えない。こんな理由は受け付けてもらえず無断欠勤として扱われた。小学生が考え付くような言い訳で呆れて笑ってしまう。

2つ目は、在職中に別の局へ面接に行ったこと。
次の仕事を探す、もしくは決まってから辞めるのは別に問題はないのですが、
郵便局はゆうメイト経験者を採用する場合に履歴や勤務状態を調査し選考するようで、
面接先の局からうちに問い合わせがあり、まだ働いてるのに履歴書に退職と記入し職歴を詐称しているのがバレて部長からこっぴどく怒られたそうだ。結果はもちろん不採用だった。
ちなみに正しい書き方は、在職中で、辞めるのが決まっているなら退職予定と書く。
1か月以内なら年休と勤続年数が引き継がれる※ので焦る気持ちはあったのだろうが、非常識にもほどがある。

※自己都合退職、同一事業所(局所)であるかないかに関係なく、退職後1か月以内に限り、これまで期間雇用社員として勤務した期間に発給された年休の残日数と継続勤務した勤続年数を引き継ぐ。これは、2012年10月1日に郵便事業会社と郵便局会社の合併に伴い、できるだけ郵政グループの経験者を確保したいという観点から制度が緩和された。

最後に、慰留されることなく厄介払い、クビ同然という形でとうとう辞めてしまった。
ゆうパックの区分の責任と重圧に耐えかね長期離脱し、ほとぼりが冷めた頃に復帰したAロッド君は周りに迷惑を掛けたという認識もなく平然とした態度だったので皆から温かく迎えられるはずもなくブーイングの嵐に。
さすがに空気を読んだようで、ある日突然彼は「今日限りで辞めます」と言い残し去っていったが、その日に余程未練があるのか舌の根も乾かぬうちに「別の時間帯空いてますか?」と何かが切れたように電話で言ってきた。郵便局の場合、退職を願い出るなら遅くとも2週間以内に部長などの管理職の人にその旨を伝える必要がある。なのに10年以上も居てそんなこともわからずいきなりばっくれる高校生並みの非常識さと、これ以上雇い続けると始末書級のミスを連発し彼のみならず局全体にも重い処分が科せられ信用を著しく損なうおそれがあることから、満場一致で申し出を却下したようだ。さらにすごかったのは、その後もしつこく何度も電話をかけてくるので予め番号を控えておき「この番号がディスプレイに表示されたら取るな」と社員全員に周知したと云う。

こうしてAロッド君は半永久追放という形で放出され、少なくともうちの局で復活(出戻り)はないだろう。他の郵便局と契約しようにもばっくれた前科が勤怠不良として人事履歴に残る可能性もあり、仮に10年以上の経験者だからといって安易に採用したとしても記録を塗り替える大失態を犯すリスクもあることから、契約に至るのは簡単なことではないと思われます。

でも私はそんな彼を陰ながら応援しています。似たような境遇にある者として今更ながら親近感が湧いてきました。形はどうであれ、ゆうメイトを脱出し上手く社会に適合するには時間がかかると思いますし、この先あらゆる苦難が待ち受けているかもしれません。いつかきっと私達のような底辺の人間が安心して働ける世の中になることを切に願う。餞別として貴方へエールを贈る。
がんばれAロッド君!さらば同胞よ!

2013年9月24日火曜日

俺と敵対するクズゆうメイトリスト - カニおばさん

どの会社でもそうですが、ほとんどの内務作業においてパートのおばさんは主戦力だと思います。
郵便局も同様、全体に占める割合が大きいです。男、女、正社員、アルバイト問わずいろいろな性格の人がいますが、例に漏れずこの場に居るだけで殺伐とした雰囲気を作りだすこともあります。

次に私のみならず、ほぼ全員からも嫌われているゆうメイトおばさんを紹介しておく。
キチガイっぷりが半端なく、存在そのものが不快極まりなくてうざいからだ。

なぜカニおばさんと命名したのか?その理由は、
  • 出勤直後の第一声が多くの場合「カッターは?」(ハサミ)
  • 嫌なことがあれば岩陰に隠れるかのように横歩きで逃げる習性がある。
  • 仕事が大量に残ってるときは口からブクブクと泡を吹くかの如く金切り声を飛ばす。
  • 別名「天さん」というあだ名もあり、カニが天津飯に入っているから。
まさにいろいろな意味でカニですねw

それでは、このおばさんについて詳しく説明していきましょう。

まず最初に、カニおばさんと同じ勤務時間帯の通常の人達は、出勤時に厚物以外の定形外の区分をするわけですが、把束されている郵便物を解束する際、普通のハサミでは紐が硬くて切りにくい為、先端がかぎ爪状でサイズが大きめのカッターを使います。
が、常時数が不足しており、何度言っても買ってもらえず、いつも取り合いです。
そのため、カニおばさんは出勤と同時に「カッターは?」甲高い声で叫び、他人から強奪するのが風物詩になっています。手に入れた後の勝ち誇るさまは、まるでシオマネキのようである。

※把束とは、各地域ごとに仕分けてある郵便物を、透明のビニール、ピンク色のプラスチックなどの紐や輪ゴムで留めること。
解束とは、郵便物に留められた紐や輪ゴム等を外すこと。

続いて定形外(大形)を区分した後に定形(小形)を区分するのですが、
大形の区分は体を動かすのがきついので、それが終わる前に様子を見計らって楽な小形の方へカサカサ…と横歩きで逃げ、物数が多い時はいち早く逃れたいがために口に泡が付着するまで周囲に早く終わらせるよう促し大声で叫ぶ。はっきりいってうるさい。

最後に、定形外の区分が終わればできた分を集配の各班へ交付する(通称:パタパタ方式)。
ここがいちばん忙しいのにも関わらず、余程嫌なのか適当な理由をつけ他人に任せて逃げ出す。
たまには自分もすることもあるが、残留が多く、しかも後始末を他人にさせる為、
私は「そんなに仕切りたかったらやるべきことをきっちりやれ!クズ!」と、
このピーピーうるさいヒヨコにていねいに(なりすぎた)あいさつしてやりました。
カニおばさん(天さん)は気功砲のように叫び続けて力尽きたのか、何も言い返せませんでしたw

※パタパタ方式とは、定形外の薄物と定形は区分棚から抜き取り、厚物は地域や班ごとにファイバーケースとカートを並べて区分し、仕分けの終わった郵便物をファイバーケース等に入れ、直接集配の各班へ交付すること。
以前は、現在ある区分棚のほかに扇形状のものがあってスペースが狭く、そこへたくさんの集配の人が郵便物を取りに来るため、周囲が非常に混雑し、すべて抜き取るのに時間が掛かるので、配達へ出発するのが遅れてしまいがちに。それを郵便部が負担することにより、配達の効率を上げることができる。

いかにも性格のきつそうなおばさんですが、まだまだこんなものではありません。
これ以上紹介すると長くなりこちらも疲れるので、次回以降に詳しくお伝えします。

2013年9月16日月曜日

第三者がゆうメイト同士の人間関係の悪化を見抜く方法-特徴と対処法

社員やゆうメイトの人間関係の悪化は当事者が口には出さなくても発するシグナルがあり、
それに気付かなかったり、たかが意見の食い違いと軽視し放っておいてはいけません。

深刻な問題になれば業務に支障をきたすこともある。
非常に気まずい状況が長期間続いており、ストレスを抱えたまま仕事をするのが嫌なので、
私は日々常々管理者に改善を訴えているが、残念なことに現在まで何の対処もしません。

実際に通常担当の私の場合、敵対する者同士お互いにそいつの元へ近寄らないので、
相手は区分機やVCが忙しい時にまったく手伝いに来ずに2パスの交付が遅れ、
逆に区分機がひと段落つけば手区分の応援に回らず切手付き郵便物の処理すら終わりません。
つまり、いくら作業能力が高くても仲の悪い者同士を配置することで、それぞれの担務の作業効率が著しく落ち、無駄な超勤が発生するので、郵便部と集配部だけではなく、ひいては全体に迷惑が掛かってしまいます。

特徴や傾向について

人間関係の悪化には以下のような特徴や傾向が見受けられる。

  • 誰が見ても不自然なくらいに相手との距離を取っている。
  • 特定の1箇所に固まり持ち場から動こうとしない。
  • 作業場での会話が減った、もしくはほとんど無言に近い状態。
  • 毎日のように文句や陰口を言う。
  • 相手への伝言や用事を頼むようになる。

見抜く方法は他にあるかもしれませんが、ざっと挙げれば大体こんなところでしょうか。

上記の内容を実際に起きた郵便局の職場での出来事を交え解説します。
たとえば通常の場合、

手区分の際に近付きたくないからか並んでいる区分棚の両端にお互い陣取って作業し、
終了後どちらかがこの場から即座に離れるか居座る。
もしくは絶対にそいつが居る作業場にすら行かない。

会話の有無に関しては、仕事のことのみ話すか、完全に無言になるかのどちらかで、
当然、世間話等の雑談はまったくない。無関係の第三者には普通に話すが、
会話の内容は相手の文句や陰口が大半を占める。
思い込みの激しい人は実際に有りもしないことを言う場合もある。

いちばん辛いのは当事者同士ではなく第三者だと思います。
板挟み状態で心身ともに普段より負担が大きく、
いつも用事を頼む際には心苦しくなり申し訳ない気持ちになります。

もしそうなってしまったなら?対処法は?

どんな職業でも人間関係の軋轢は避けては通れません。
大規模な組織である日本郵政グループは、正社員、アルバイト(期間雇用社員)を含め大人数の人が居ます。

当然、性格や質も十人十色で、常時いろいろな問題が多発しています。
シフト勤務で出勤時間帯が日によって異なり、ある程度モラルのできている正社員よりも、
件数、発生率共に時間帯固定のゆうメイトが圧倒的に高い。

相手と常時同じ場所で一緒に作業する職務ならともかく、
私の場合、相手との距離は置けるので、業務は回る(実際は支障が出てる)と管理者に判断され、それほど深刻な問題ではないと捉えられて対処は行われず。
(まぁ、そのことを考慮してシフトを組んではもらってますが)

早く何とかしてくれという私の心の叫びは通じず、未だに苦しみ続けているのが現状です。
下記の対処法をどれか1つでもいいから行ってほしい。
  • このまま経過観察し、じっと見守る
  • 両者を説得し仲直りをするよう促す。
  • 始末書や減給などの何らかの処罰を厳格に行う。
  • どちらかを違う部署への配置転換、異動させる。もしくはクビにする。
  • 第三者に協力を要請し、相手を退職へ仕向けるよう煽る。
私のように完全に修復不可能なほど泥沼な人間関係になっていて大きく目立つならともかく、
必ず管理者が把握しているとは限らず、女性同士の場合、比較的性格が男性と比べおとなしいため、大きな騒ぎや暴力沙汰が起きることは滅多になく、目立たず気付きにくいのが厄介。

その人との相性にもよりますが、何もしなくても時間が解決してくれることもあります。
人間は時が経てばきれいさっぱり嫌なことは忘れてしまうもので、
一時的な問題であって杞憂に終わることのほうが多いようです。

それでも改善の兆しが見えない場合は「相手は本当にあなたを悪く思っていない」等の言葉を巧みに使い上手く仲直りさせるわけですが、誰がどう見ても無理なら実行しません。

明らかに悪化が酷い場合は直接上司に相談します。悩みを抱え続けるよりかは自分から行動を起こすのも一つの手です。
私の望みは始末書や減給などゆるい処分ではなく一発でクビ。今すぐ郵便局から消えてほしい。
ただ、上司によっては、関わりあいたくもないのかめんどくさいのか知りませんが、当事者同士で解決しろと返されたこともありました。
下手すれば自分まで処罰の対象になりますので、よく考えてから行動するようにしましょう。

どうしても追い出したいなら他人の手を借りてでも作戦を実行しましょう。
協力を要請する第三者もそいつを嫌ってて自分と利害一致する人がベターです。
これは派閥を作っているババア連中がよく使ういじめの手法ですね。
方法としては、事実、嘘を問わず良からぬ噂を流すのが主流のようです。さらなる問題を引き出させるために相手を挑発するのも有効。
注意点は決してパワハラまがいの行為は行わないでください。
自分の味方が多く、相手がみんなから嫌われているほど早期解決が見込めますが、
逆にある程度信頼されている人だとこちらが悪者になる可能性もありますので注意してください。

郵便局で働く上で大切なこと

ゆうメイトを辞める原因は、仕事量に対する時給の低さよりも、
他の職場に比べ個性の強い人間の割合が高いせいか、人間関係が苦痛になることだと思います。
特に、まともな人や精神的に脆い人は長続きしない傾向にあります。

郵便局で働くにあたって大切なことは、周りに流されず自分を貫くこと。

これは、一緒に仕事する第三者にもいえることです。
マイペースで我を通す人ほど立場的に強く、活き活きとしているものです。
人間関係で心が折れて辞めたいと思ってる方は、トラブルになろうがダメ元で一旦開き直り、腹をくくる勇気を持ってはどうでしょうか?

現に私も入社した当初はババア共からさんざん陰口を叩かれましたが、
戯言など気にせず、やられたらやり返すくらいの気持ちで自分の意見をビシッと言ってやったら、
それ以来こちらを恐れて急におとなしくなりました。所詮ババアなんてこんなもんです。
我慢すればそのうち天国への道が開けてきます。
既に私を激しく攻撃してたリーダーは定年で居なくなり、のんびりさせてもらってます。

しかし、一難去ってまた一難、今度は最大の敵キチガイ野郎と戦っています。
争いは長期化し、相手もしぶとく食い下がっており、上司に相談しても私の方が少し有利になっただけで、根本的な対策はなされておらず、問題の解決はなかなか一筋縄ではいかない。
はっきりいっていくら忍耐力のある人でも、鬱になりそうな問題ですが、
めげずに相手が音を上げるまで徹底抗戦し、とことん居座ってやりますとも!

これから郵便局でゆうメイトとして働かれる方、もしくは同じ境遇の方、付き合いに疲れている第三者など、立場は人それぞれだと思います。
あくまで私の体験談に基づいてアドバイスしましたが、人によっては実行し辛いかもしれません。
この記事がみなさんの参考になれば幸いです。

それでは、よいゆうメイトライフを!

2013年8月11日日曜日

今回の暴行事件の処分について不服に思う

先日の喧嘩で俺がカメ野郎から暴行を受けた事件で、
それに対するカメ野郎への処分は、

課長からの口頭注意だけだった。

上手くいけば即クビor次回更新時に新たに契約せず雇い止め、
悪くても始末書くらいは書かされると思っていただけに、
この結果には非常に不服で、私は激しく落胆しています。

しかし、局長まで話が伝わり、
今度迂闊に問題を起こすとカメ野郎の形勢が不利になるところまで追い込めたが、
こちらの悲痛な想いを必死に伝えるも深刻に受け止めてもらえず、
厄介事には関わりあいたくもないという感じがする。

この会社の人事の基準は局によって甘いところと厳しいところがある。
郵政民営化されてからは人件費削減に対してうるさくなり、
査定が一段と厳しくなったとはいえ、その差が大きすぎる。
ただ私としては管理が甘いといろいろメリットがあるので、声を大にして厳しくしろとは言えません。

あまりにも不服だったので裁判を起こそうと思ったがやめておこう。
その理由は、

  • 裁判を起こすにあたって弁護士を雇えば費用が掛かる。
  • 暴行を受けた物的証拠がなく、目撃した証人も居ない。
  • たかが小競り合いごときで大袈裟と周囲から白い目で見られる。
  • もし勝訴したとしても、掛かった費用をすべて回収できないリスクもある。

というわけで、損をするだけですw
もし仮に裁判を起こしたとしても大抵の場合相手の対応は、

  1. こちらと同様に相手も弁護士を立てて法廷で争う。
  2. 裁判なんて面倒なので、損害賠償の支払いや懲役刑を素直に受け入れる。

の2つが考えられます。
しかし、カメ野郎の場合は3つ目の可能性がある。それは、

    3. お金がないから損害賠償や慰謝料が払えず逃げられてしまう。

要するに、郵便局のアルバイトの少ない給料では貯金するのが困難というわけです。

まぁ、適切な処分が下るまで深く考えずにのんびりやっていくことにします。
普段通りに過ごせばそのうち我慢できず手を出して向こうの方から自滅するでしょw

2013年8月5日月曜日

恒例のスキルチェックシートを書いて提出してきた

ゆうメイトの次回契約更新時の時給を決定するため、毎年半年に一度(1月末と7月末)、
スキルチェックシートの各項目に自己評価をして記入し、1次評価者へ提出します。

ちなみに私のスキルランクは、Bランク習熟度無しです。
郵便局に勤めて結構経つのですが、Bランク習熟度無しから全く上がりません。
(逆に時給を下げられたこともありませんが)
今までと同様に今回も強気に出ようかなと思います。正直に書くと下げられそうな気がするので…。

スキルチェックシートの具体的な書き方としては、
ランク別の項目は、担当する事務のところは自分がその事務を担当していれば○をし、
その横の項目と基礎評価の□に作業ができていれば○に、できなければ△にレ点でチェック。
裏面の要望があれば書いてくださいの部分は、何もなければ空欄のままで結構です。

私の場合、
まず最初に基礎評価の項目は、すべて○「できている」にチェックを入れてます。
△の「できていない」に1つでもチェックする人はまず居ないと思います。
無届の遅刻や欠勤などいろいろへまをやらかしたけど基礎評価給はしっかりと付いていました。
そのへんは1次、2次評価者の課長や部長の裁量によるかもしれませんが、最近は厳しくなってるようです。人事異動で管理者が入れ替わると痛い目を見ることがあるので油断は禁物です。

次にランク別の項目ですが、
昔は郵便部内務の場合、スキルチェックシートに郵便部全体の業務内容が記載されていて、
私のように通常とゆうパックの担務の人でも「特殊郵便物の作業ができる」「引受け作業ができる」など、自分の担当する業務以外のすべての項目に△「できていない」にチェックせざるを得ず、ほとんどの人がCランクのスキル基準すら満たせないので、
現在は担務に合わせていくつかの項目が削除されています。(それでもまだ結構残ってますが)

ランク関しては基礎評価とは違い、うちの局の管理者はよく見てるようでたとえすべての項目に○にチェックを入れて見栄を張ってもスキルが上がることはありませんでした。
他の局や査定の基準が甘い管理者ならそれで上がることもあるようですが…。
逆に、△をチェックしても○にしてくれることもあります。
何としてでもスキルアップしたい私としては、突っ返されるとわかっててもめげずに極力○にレ点を書きます。

逆を言えば、内務の場合私のように明らかに他人より仕事が遅く、上司に嫌われようが、自爆営業(さすがに0だと呼び出しをくらう)をほとんどしなくても、Bランクにはなれます。
外務は私みたいな人間はC固定かクビらしいですが。内務でよかったなと思っております。

どうやってAランクにスキルアップするか?


Aランクになりたいのですが、それにはどうすればよいか?
B習熟度無しというのは、私が職務を迅速かつ正確にできていないからで、
そこまでは自分でも理解しております。

私がスキルアップのため過去に行った施策はというと、
Aランクの項目の中に「電話応対ができる」とありますが、
私は過去に事務の仕事を経験しており、もちろん電話応対もきちんとこなしてました。
しかし、スキル評価の結果が帰ってきた際に当時の課長(現在の呼び方は部長)は、
「できていない」という評価を下した。それはなぜかと問いただすと、
他の会社と郵便局の業務内容は違う。と言われました。

「他の期間雇用社員に対し指示ができる」については、
私がババア共に対し口うるさく指示を出して無双しまくってるのに、
脳内ルール扱いされてしまい、これも却下。

最後の「Bランクのスキルを満たしている」も、
仕事が遅いせいか毎回ダメでした。

その他の項目はその業務に入る機会がないのでどうしても△にするしかありません。

ゆうメイトの時給の査定は不明瞭な点が多いと思います。
私のようなかもめ~るを10枚しか買わないお荷物と、とても仕事ができて営業ノルマを達成してる人が同じ時給であったりします。
その恩恵を受けているので、だからこそAランクを目指すのです。

局毎に人件費の予算枠が決まってるそうで、誰かをスキルアップすると他の誰かを下げなければならなく、もしくは基準を満たしても上げないそうです。
なので、1次評価者との面談では自分の良さを好感を持ってくれるように必死にアピールし、他人を称賛することは言いません。

今回のスキル評価の提示結果(認定)は8月末(春は2月末)に出ます。
評価を不服と思えば厄介者扱いされるのを覚悟の上で異議を申し立てようかと画策しております。
ちなみに、異議申し立ては組合に入らないとできません。

2013年7月23日火曜日

【退職】喧嘩が原因で嫌なゆうメイトを郵便局から辞めさせたい【抹殺】

前回体調不良で休んだ時に急用だったため局に連絡が上手く伝わらなかったのはこのブログに書きましたが、いつものように無事に事が運ぶと思いきや、ただでは済まなかったようだ。

この欠勤が引き金となり、新たな問題に発展したのである。
またしてもクズゆうメイトカメ野郎が因縁をつけてきて喧嘩になって、元々深かった人間関係の溝をさらに深め修復不能になり、何とか郵便局から辞めさせたいという気持ちになった。

この揉め事が起きたのは次の仕事の準備をすべく発着場へ到着するロールパレットを取りに行った時で、トラックには通常郵便物とゆうパックが混載されているため、そこでゆうパックの仕分け担当のカメ野郎と鉢合わせに。

いきなり殴りかかるようなポーズで俺に(休んで皆に迷惑をかけたことに対し)
「みんなに謝れ!」と怒鳴りつけ、すかさず俺は「何でお前に謝らなければいかんのだ!」と
切り返し、余裕の笑みを浮かべた。
辺りは騒然になったが、周囲の者が両者の怒りを上手く鎮めてくれて大事には至らず。

ここまでは日常的に起こり得る範囲内。
普段は仕事が終われば両者とも怒りがおさまり何事もなく無事に帰宅できるが、
しかし、この日は仕事が終わった後も問題が尾を引いていた。

帰り支度をしようとロッカー室の自分の場所まで行こうとしたら、
ぱったりとカメ野郎に出会ってしまい、俺は相手にせず無視してこの場を立ち去ろうとした。

まだ憂さが晴れていなかったのかキチガイみたいな大声で呼び止めて怒鳴りつけ、
不幸にも室内に誰もおらず2人きりで、カメ野郎の言動は次第にエスカレートし、
しまいには俺の足に蹴りを3発入れてきた。

やられたらやり返すのが筋だが、そうするともし誰かに見つかった場合管理者に通報され、
喧嘩両成敗になりこちらも不利になる。
見つからなかったとしても管理者に報告できずにストレスだけを抱え込むことになり、
泥沼な人間関係の問題を長引かせてしまうだろう。

ここは殴ってやりたいという気持ちを抑え、その場をジッと耐え、
ようやくカメ野郎が立ち去った後、すぐさま現場に居る課長にこの件を報告し帰宅した。

連絡漏れとはいえ、たかが1日だけ欠勤することに対してそこまで躍起になりますか?
たとえ事前に連絡し正当に扱われたとしてもまちがいなく俺に絡んできたはず。

さすがに今回の件は堪忍袋の緒が切れた。もう許さねえ!

どうやって退職へと追い込むか?


この喧嘩が起きる以前からカメ野郎が辞めてほしいと常々思っていたが、
このまま揉め続けるだけでは埒が明かないので、本格的に行動を起こすことに決めた。

百歩譲ってあいつの方から土下座でもして謝ってくれば今までの事は水に流し許そうと思った。
だが、今回の件で完全に俺を怒らせた。もう酌量の余地はない。

さて、どうやって退職へと追い込むか?俺は作戦を練りに練った。

まず、課長たちにこの問題とカメ野郎に対する処置についてじっくり長時間対話、相談し、局長までその話を伝えるようにお願いした。
1人は「そんな問題は自分たちで解決しろ」的な事を言われ、突き返されたが、
あらかたこちらの言い分は課長たちに聞き入れてもらった。

次に確実にクビにしたいため、俺と同様、同僚たちにもカメ野郎から喧嘩を仕掛けられたり暴行された等の被害を受けた場合、必ず上司に報告するよう周知し、協力を要請しておいた。

さすがに即日解雇は目撃した正社員がおらずその証拠がないため厳しいと思うが、
この揉め事に関する俺と課長との会話はスマホに録音しておいた。
上手くいけば次回の契約更新をせず雇い止め、最悪でも始末書を書くことになるだろう。

一生ゆうメイトで生きていくつもりだろうが、自己都合での退職なら出戻りは可能だが、
解雇ともなると雇用履歴にブラックリストとして残るので、他所の郵便局ですら雇わない。面接に行くだけ無駄だ。100%落ちる。

今のご時世アルバイトですら採用され辛いのに、こういう人間はどうあがいても無理だろう。
昔はワルで非行に走ってて時間をかけてようやく更生したと言っていたが、
もはや犯罪を犯す以外に生きる道はなく、一生刑務所で暮らすがいい。
もしくはホームレスとしで公園の片隅でじっくり深く反省したまえ!

2013年7月12日金曜日

突発の欠勤や遅刻で気を付けること

体調不良でどうしても勤務できる状態になく休むことにしました。
しかし、局へ電話連絡したのにも関わらずなぜか電話が繋がらず、
当日出勤するメンバーの1人にメールをしてこの用件を連絡してもらうことに。

出社1時間前で慌ただしかったためか、そちらも不在のため返事がなくこちらの用件が伝わらなかったので、仕方なく観念し体調の回復に専念することにした。

その翌日、なぜ休んだかと理由を問い掛けてきた課長に、
「局へ電話したが、社員の少ない時間帯のため誰も出なかった。」と、
言い訳がましくなったが、何とかその旨を伝え欠勤届を書いた。

ここまでの話は日常的に起こり得る範囲内での出来事。
いつもなら何の問題もありませんが、ここで思わぬトラブルが発生。

私が無断欠勤したのと勘ぐったのか、カメ野郎は因縁をつけ噛みついてきやがった。
たとえ突発でも正直に直接局へ連絡すべきであり、普通はそうするはず。
現に私は気付かれなかったとはいえちゃんと同僚に欠勤の理由を伝えた。
コソコソと怪しいと思い込むのは勝手だが、一々いちゃもん付けるな!大概にせいよ!

この件に関しては怒り心頭で長くなるので次回に報告します。

対応は局や管理者によってまちまちである。


私はいままで突発で何度も休んだり遅刻もたくさんした。たとえ誰かが執拗に上司に告げ口したとしても、処分を食らったり、基礎評価給が無しになったことはありませんでした。

幸い、うちの局の郵便部では遅刻や突発の休みに対しての裁量が大きいらしく、
軽めの遅刻程度なら見逃してくれて、言い訳も小学生が考え付くもので十分通ります。
(ただ、連発するとさすがに怒られましたが)

そのへんは恵まれてますから、私はあまり気にせず構えてますがw

ただし、局や管理者によって遅刻や欠勤の対応はまちまちで、
厳しいところだと始末書に反省文を書かされる場合もあるようです。
ゆうメイトならスキルを下げられる原因にもなります。

みなさんくれぐれも自己管理を徹底し、特にには遅刻には注意を払ってください。

2013年7月7日日曜日

私はわざと超勤しているわけではありませんから!

私が区分機担当の時はいつも超勤になるはずが、
珍しくその法則が崩れ、めでたく定時で帰れた!

まぁ、正確にいえば「帰らされた」んですがね…w

それはなぜか?理由は、
仕事の進捗状況はいつもと同じで、勤務時間内に処理が追いつくわけがなかった。
定時の時刻になると普段は現場の責任者社員が私達に超勤可能か否かを確認しに来ますが、
その時の責任者社員の課長代理が私の仕事の遅さを気にいらないらしく、
「あなたは超勤しなくてもいいから、上がってください。残りの2パスの抜き取りは自分ともう1人の2人でやりますので」と言われた。

私は「私なら残れますよ!全然疲れてませんから大丈夫です。早く終わらせるには人数も必要でしょ!?」と、超勤を嘆願しました。

すると課長代理は「他の者は早く終わってるのにお前の時はなぜそれができないんだ?」と、
仕事の遅さに対してキレ出し難癖を付けてきやがった。

「私はわざと超勤しているわけではありませんから!」と、
故意的ではなく一生懸命やってることをアピールするも通らず、
この場に居辛くなり胸糞悪いので2パスの抜き取りを任せて自分の方から帰ってやりましたとさ。

お前なんて居ない方がマシですか、はいそうですか…。ふざけんなよ…。

たかだか課長代理のくせにリーダーみたいに監視して目を付けやがって。
部長や課長に文句言われたならまだわかるが、納得がいかん。
誰にモノ言っとんのじゃ!ってな感じです。

私は確かに仕事が遅い。それを感情むき出しで邪魔者扱いするのはどういうことか?
決して超勤をしたいために作業を遅くしたりサボってるのではありません。
作業を迅速かつ正確に作業を行う必要があるのはわかっています。

すればするほど手当が付いてかなりの金額になるから超勤は歓迎なのが本音です。
やり方次第ではさらに超勤手当が稼げて美味しいでしょうが、そこまでやる必要はありません。
十分稼いでるのもありますが、これ以上働くと私自身がくたばってしまいますw

現在郵政グループは人件費削減に対して特に煩い。私のような人間は迷惑な存在だろうが、
正当な理由がない限り雇い止めにすることは難しいので、
このまま開き直って居直ることにします!みなさんよろしくおねがいします!

2013年7月4日木曜日

俺と敵対するクズゆうメイトリスト - カメ野郎

現在俺と最も敵対しているカメ野郎のことを書いておく。

カメ野郎と命名した理由は、
  • 爬虫類…いや、カメのような顔だから。
  • 仕事や動作がのろのろと遅いから。(俺ほどではないが)
  • 過去のことをネチネチと根に持つ性格で、一度噛みついたらなかなか離さない。
  • 嫌な奴との距離を置くために甲羅に身を隠すように一箇所に引きこもる。
他にもあるかもしれんが、ざっとこんなところか。

ゆうメイト歴は約15年で、一緒に勤務しているメンバーの中ではいちばんの古株。
本人曰く、まだまだ時間があるので65歳で雇い止めになるまで居座るつもりらしい。
そんなにゆうメイトとして長く居ると元々おかしい頭がさらに心身ともに崩壊しますよw

性格は冒頭で述べた以外に好戦的でトラブルメーカーだ。自分の気にいらない出来事があれば、
当事者を魔物と思い込み剣を抜いて斬りかかり(キレる)退治しにくる勇者様である。
必殺技は上記の他にじわじわと愚痴を織り交ぜ長期間に渡り波状攻撃を仕掛けてくる。

仕事のスピードは俺ほどではないが遅い。作業も雑で区分機にチョロQが入った郵便物を供給して伝説になったほとだ。(詳しいことは下記を参照)
現在は手区分しかせず役に立たないクズだが、人を不快にさせるスキルならAランクだ。

些細な出来事1つでいままで仲良く会話をしていても突如絡んでくるので注意が必要。
最近入ってきたばかりのおっちゃんが次のターゲットになりそうな気がするので注意喚起しておいたが…。

彼は伝説に残る勇者なのか?悲劇は繰り返される…。


カメ野郎はゆうメイトの勇者として数々の功績ならぬ痕跡を残している。
これらの出来事はすべて事実であり、まだまだ氷山の一角にすぎない。
俺が採用されてから知る限りではあるがカメ野郎が原因で辞めたのが確実に2人いる。
採用前にも辞めていった人達もいずれも彼を嫌っていたが、それが主な原因かどうかは不明。

勇者といえば魔物退治を思い浮かべるだろう。
セオリーである弱い敵(ゆうメイト)をいじめてレベルアップする作業を彼は地道にこなしている。

まず最初に俺を含めて同時期に採用されて入ってきたのが計4人。
そのうち1人がすぐに辞め、残った者の中に郵便局内務経験者の子が居たが、
残念なことにカメ野郎がレベルアップするための犠牲者になってしまった。

その内務経験者は基本動作がしっかりできており作業もそれなりに速かった。
ただ、オタクっぽいところがあり、仕事より遊びの方が重要と思っているようで、
アイドルのコンサートやポケモンのカードゲームの大会に行くために勤務変更を頻繁に行う為、皆からはあまり良く思われてはいなかった。

作業は速くてもこちらの意図に反する行動を取ることが多々あり、
うちの局のローカルルールに馴染めていなかったせいもあったかもしれないが、
ある日突如業を煮やしたカメ野郎は内務経験者の子に斬りかかった(キレた)。

カメ野郎はいきなりその子を突きとばして半泣きにさせた。
この一撃で完全にひるんでしまったようで、なるべく近づきたくないからか逃げ腰になって区分棚の端まで移動したのを気付いたカメ野郎は、「女の腐ったようなやつだ」「何か言いたいことがあれば言うてみい」と罵り、その後も追撃の手を休めることなく、
その子はしばらくいじめに何とか耐えてはいたものの、降参してしまい統括局へと追いやったのだ。


次にもうひとつ思い浮かぶのは勇者の必殺技(アビリティ)でしょう。
カメ野郎は着実に経験値を積み重ね、ついに必殺技を習得したようだ。

それは今から1年以上も前、年末のゆうパックの繁忙期に備え短期アルバイトの募集で2人が入ってきた。そのうちの1人で元自衛隊員で現在はミュージシャンの子が次の犠牲者になった。

繁忙期が終わり、長期でスカウトされ彼らはそのまま勤務を続けることになった。
しかし、勤務内容がゆうパックの仕分けではなく通常へと変更になり年賀状の区分へと移行したが、ゆうパックの仕分けをしたかったらしく契約条件が合わないとの理由で1人がすぐに辞め、
元自衛隊員のミュージシャンでドラムをやってる子だけが残り、我々と一緒に勤務することに。

年賀が終わってひと段落つき、業務は通常モードに移行した。
現在は手区分しかしないが、その頃はカメ野郎も区分機の担務に入っていた。

俺はあまりにも酷いカメ野郎のありさまを見かねて区分機の担務から外すよう管理者に何度か頼んだが、中途半端な返事しか帰ってこず、ずっとうやむやになったままだった。

それがなぜ担務から外されたのか…?その理由は、

区分機の供給のし方がとても雑で郵便物が斜めになって置かれていたり、
1パスの1次供給時の解束も分厚いのがたくさん混入しジャム多発で頻繁にベルトが切れたり、
1人の時はほぼ抜き取りをせず「おまえら抜けや」という感じでアラームが鳴っても放置しており、
常にアラームの音は止むことなく多くの区分口のランプは真っ赤に点灯しまくり。

これだけでも十分異様な世界だが、到着したパレットからケースすら下さず他人に任せっぱなしで、
さらに1パス1次供給後の打鍵にすら来ず周囲をウロウロするだけ、とどめは郵便物の破損や脱出物の数が半端ではなく、ミュージシャンの彼は最初の頃は真面目で従順に仕事をこなしてたが、さすがの異常さに徐々に不満を抱いていった。

俺と彼は仲が良く、しゅっちゅう彼から「カメ野郎を何とかしてくださいよ~」と電話がかかってきて、
俺が相談に乗る形で長時間話し込むほど話題は尽きなかった。

彼はカメ野郎のあまりの傍若無人な振舞いにブチ切れていきなり蹴りを入れ襲いかかったが、「なんだなんだ?」てな感じで先制攻撃は効いてはいなかったらしい。
さらに不満が蓄積し耐えかねてキレてしまい早退した日もあり、
その時も「あれ、彼が居なくなったけど?」と何事もなかったように平然とした態度だった。

ある日、管理者がようやく重い腰を上げるほどのショッキングな事件が起こった。
その時は早く2パスの処理が終わり、時間が余って暇な状況で、
彼は掃除をしようと機械のカバーを開けていたら信じられない光景が…。
なんとそこには封筒から破れ出て脱出したチョロQの姿があった。
「チョロQなんてでかいブツを書状区分機にかけるなんてどういう神経してるんですか?」と、
あまりのクズっぷりに呆れ果ててしばらく呆然と立ち尽くした後、足取り重くその場の責任者に脱出物の報告をしに行くのが精一杯だったそうだ。

この事故の報告を受けてついに管理者はカメ野郎を区分機の担務から外し、
チョロQ事件として局内の伝説になったのであった。

自衛隊出身で厳しい訓練に耐えてきた屈強な彼でさえこの出来事のショックに耐えきれず音を上げ心に大きなダメージを受けやる気がなくなり、採用から丁度半年後の5月に辞めていった。

「区分機のアラーム」の弱体攻撃で相手をじわじわと弱らせ、必殺技「チョロQクラッシュ」でとどめを刺す王道プレイですか。勇者としてここまで成長し力を付けているとは恐ろしいですね…。

勤続年数や辞めさせたゆうメイトの数はまだまだフリーザ様の足元には及ばないが、
今後の勤務可能年数や年を取るごとにやかましくなるのを考えると、
伝説を超える勇者として成長し永遠に名を残すことになりそうだ。


俺とカメ野郎のバトルはどちらかが昇天しない限り、永遠に継続してゆくことだろう。

2013年6月30日日曜日

カメ野郎が喧嘩を売ってくるようになった経緯とは?

なぜ仲が悪くなったのか、事の発端は今から1年以上も前の事だった。
その時俺ともう1人が区分機で奴は手区分。仕事は特に忙しくもなく、
進行状況はいつも通りで我々2人は黙々と作業していた。ここまでは過去と同じ。

だが、沈黙を破るかのようにカメ野郎は突如俺のところに足早に歩み寄り食って掛かってきた。
「何やっとんのじゃさっさと仕事せいや!」「チャカじゃー!」
俺の仕事の遅さにイラついたのかもしれんが、キチガイみたいな大声で喚き散らしやがって…。

昔に他の同僚と揉めたとき俺が助けてやったのに、恩を仇で返しやがって…。
あまりにもナメた態度にさすがにカチンときたのですかさずこちらも反撃し、口論バトル開始。

大声を聞きつけた社員さんが間に入って何とか制止してくれたおかげで、俺はすぐに我に返り、
ヒートアップし続けたカメ野郎の暴走は収まり大喧嘩にならずに済み事なきを得た。

書状区分機にチョロQ入りの郵便物を供給して担務から外されたクズに文句を言われる筋合いはない。せめてまともに仕事できるようになってから言え!
そもそもチャカの意味をわかってて言ってるのか?頭おかしいのとちがいますか?
そんなの本当に持ってきたら犯罪ですぜw(もちろん速攻でクビ)
さっさと辞めてほしいが、ほんとにカミツキガメのようにしつこい野郎だw

普通はこのような状況ならどちらか片方が辞めるのだが、
うちの局では1階に区分機があり2階が郵便物を仕分けする手区分の棚があるため、
残念なことにカメ野郎は辞めずにずっと2階に引きこもっており、ずっと隔離されたままである。
さらに少し日が経った頃にもう一度喧嘩を売られたがその時も同じ社員さんが仲裁に入り「こいつらは危険」と要注意人物ゆうメイト扱いされました。
この件以降、幸いなことにお互い大事には至らず、状態は平行線のまま現在に至る。

以上、この出来事がカメ野郎が喧嘩を売ってくるようになった経緯です。

殻にこもる…ちゅうか、2階で手区分という甲羅に身を隠すっていうやつですねw
以前一緒に飯食いに行った時ネガティブなばかりしゃべってて「なんじゃこいつ」と思ったわ。

いずれまた喧嘩になると思うが、殴ってやりたい気持ちだけは抑えようと思う。
スキルの基礎評価が無しになり給料が下がろうがどうでもいいそんなの痛くも痒くもないわ。
俺にとってこいつさえ消えてくれれば万事OKなのだ。

2013年6月25日火曜日

私が区分機担当のときは超勤をするのがデフォです

今日も2時間30分超勤しました。
私が区分機担当のとき定時に帰れたことは記憶にございません。

超勤をする理由は仕事が遅いので2パスを時間内に終わせられないからです。
郵便物の量が少なかろうが人数が足りていようが休憩を削っていくら頑張っても不可能です。
遅いのは決してサボッているわけはなく、無理せず焦らずに心にゆとりを持って行動し、
丹念に郵便物を区分機に供給しているからかもしれません。

他の人が区分機担当なら残業をしたくないからか、キビキビ動いて早く終わらせ定時で帰ります。
「ちっ、ふざけんなよ」と言わせるほど大量に郵便物が到着しない限り超勤になることはほとんどありません。

私の場合、どちらかというと残業は歓迎な方です。積み重ねると結構な金額を稼げます。
確かにしんどいけど、手当が意外に美味しいので癖になってしまいそうです。
でも故意的に遅く仕事して超勤しているのではありませんから。

周囲からは必死に努力してるように見えるのか、担務外の人間も手伝いに来てくれます。
ただ、余りにも時間が掛かり過ぎると部長や集配の人間が、時には局長も視察に来ることも。
帰りに超勤発令簿に印鑑を押すのですが、ふと帳簿を眺めてるとたくさんの文字列が壮観で、自分でもものすごく頑張ってるんだなとつくづく感心してしまう。

今のご時世経費削減を声高々に叫ばれる中、どこの局も人員と予算を減らされています。そんなに人件費削減したければ社員よりゆうメイトが超勤したほうが安上がりに決まってるでしょうが!

今の局長は郵便課の出身で区分機に関しても詳しく、「遅い」と私に目を付けて部長や課長に文句を言ってるらしいが、決して局長に「人件費のムダ」だとは言わせません!

2011年に全国の郵便局で65歳以上のゆうメイトを雇い止め(クビ)にすることになったが、
その時に雇い止めになったババアは、休日ですら何食わぬ顔で出てきて他人の出勤簿を確認し、誰かが休めば勝手に自分の出勤日に変更したり、毎日数時間理由もないのに超勤したり、まさにやりたい放題だった。
それで40年以上勤めていてクビになることはなかった。

そのババアに比べれば私なんて全然大したことありませんよ!
それで雇い止めになるのなら徹底的に訴えてやりますとも!

2013年6月21日金曜日

俺に喧嘩売ってくるクズ共その1 カメ野郎編

またカメ野郎が俺に喧嘩売ってきやがった…。
全体の和を乱すナメたクソガキが居るのは非常に嘆かわしいことだ。

なぜそうなったのか、喧嘩の原因はというと、
その時は俺は通常の区分機担当で、そのクズはゆうパックの仕分けの手伝いだった。
区分機の読み取りの調子が悪くて打鍵に出る郵便物の数が半端ではなく、処理に時間が掛かってしまい、どう考えても2パスを集配への交付時間までに終わらせられる状況ではなかった。

そこでその旨を課長と社員さんに報告し、ゆうパック担当者の中からそのクズ以外の誰か1人を応援に来てもらうよう要請したところ、渋い反応をされつつも何とか了承を得た。

ところがもう1人の人に社員さんではなく俺の脳内ルールを直接指示したのと勘違いしたのか、このことが不満なのかはわからないが、カメ野郎が鬼の形相をしながらこちらへすっ飛んできた。

開口一番、
「お前何勝手なことしとんのじゃ!」「調子乗るなよ!」
と、ものすごい剣幕で罵倒してきた。

普段なら以前のように応戦するが、ここは怒りを堪えて我慢し相手にせず軽く受け流すことに。カメ野郎はしばらく俺に対する文句を周囲に吐き散らしていたが、自然に丸く収まったようだ。
先に手を出したら負けだ。応戦しても喧嘩両成敗になる。
つまり、負ける喧嘩はしないのが得策というわけだ。

しばらくの間喧嘩はしていなかったが、久々に奴の腐った本性を垣間見た。
粗を探すのに必死でネタに飢えてたようで、余程暇だったらしい。
本当に人を不快にさせる困ったちゃんですわw

理想の職場というのは、明るく楽しく仕事できてなおかつ楽であれば最高だろう。
だが、不況による人員削減で一人当たりの負担が増大しており、それは難しいことだと思う。

例に漏れずうちの局でも社員もゆうメイトも極限にまで減らされ上手く仕事が回っていないのが実情だ。

カメ野郎は以前からごくたまに突発的にキレるところがあったが、人間関係に関しては当たり障りのない範囲内ではあった。昔は普通に会話もして一緒に食事にも行ってた仲だった。
ゆうパック事業が日通と統合して少し経った頃から人員が減り通常から小包へと回され、
奴の頭のおかしさがより顕著になっていった。

仕事量が増え心に余裕が無くなり、郵便局にゆうメイトととして長く居るとここまで心が病んでしまうとは恐ろしいところだ。

カメ野郎の詳細については長くなったので次回書きます。